イイダくんとマスター:耳たぶ

某ファンタジーRPG用に書いたイベントで、あまりにも意味がなかったから自らボツにしたものです。最終的にどんなイベント実装したか覚えてないけど、ボツにしたほうは覚えています。不思議なことに。

マスター「どうした、イイダくん
 元気ないじゃないか」

イイダくん「マスター、それがね・・・
 あああ でもなぁ
 どうしようかなぁ、
 マスターだけには言っちゃおうかなぁ」

マスター「いやぁ、もう、なんだかねぇ
 イイダくん
 全部言っちゃえばいいんじゃない?」

イイダくん「あのね、マスター
 ボクって、・・・が ちいさ・・」

マスター「なんだってぇ!?」

イイダくん「いや、いいんだ、マスター
 ぼく、ホラ、仕事しないと」

マスター「仕事なんていつでもいいから
 悩みがあるなら、ホラ 言ってごらん」

イイダくん「だったら 言うけど、
 ボク、その・・・」

マスター「ん!? どしたの」

イイダくん「ボクって、耳タブが
 他のひととくらべて
 ちょっと小さいかなぁって!」

マスター「あああっ!!」

イイダくん「!?」

マスター「ほんとだ!!」

イイダくん「マ~ス~タ~
 そんなビックリされると
 グサッとくるじゃないですか~
 ボクだって 気にしてんですよ~」

マスター「さぁ、仕事 仕事」

イイダくん「ちょっと マスター
 フォローして下さいよ~
 告白しっぱなしで
 おいてきぼりはないですよ~」

マスター「気にしなくていいんじゃない?
 例えば ホラ
 こんな話し聞いたことあるだろう?」

イイダくん「?」

マスター「昔、泉の側に精霊が住んでいました」

イイダくん「はぁ、それで?」

マスター「ある時、精霊が泉の水を覗いていると」

イイダくん「はぁ、覗いて、それで?」

マスター「うーん
 中から何か現れて」

イイダくん「ちょっと、マスター、あんた 今
 考えながらしゃべってるでしょう」

マスター「精霊の耳元でこうささやきました」

イイダくん「マスター ひとの話し聞いてる?
 その話しってちゃんとした話しなの?」

マスター「ジュテ~~~~~ム」

イイダくん「……」

マスター「さぁ、仕事 仕事」

イイダくん「仕事じゃないよ、マスター
 ボク だんぜんキズついちゃいましたよ」

マスター「ええ話しじゃろ?」

イイダくん「ぜんぜんいい話しじゃないよ
 テキトーにしゃべってただけじゃーん!
 それとこれとどう関係あんのさー」

マスター「まったくもう
 うるさいのう!
 イイダくんは
 こまかいことを
 気にしすぎじゃ」

イイダくん「こまかくないですよー
 重要なことですよー」

マスター「そんなことはないよ
 イイダくん。
 鏡を見てみなさい」

イイダくん「鏡?
 鏡をですか?」

マスター「な?
 気がついたじゃろう?
 耳タブなんかより・・・
 重要なことは
 いっぱいあるじゃろう?」

イイダくん「マスター
 無理心中って言葉知ってます?」

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