何用だったかも覚えてない設定

何用に書いたかも忘れたファンタジーものの設定。
けっこう楽しみながら書いてる感。
死ぬまで中二病を続けるぜぇ。

言語

ルース語(北方語):

神が降り立った土地と呼ばれる高地の遺跡周辺に残る古い言葉。
古い地名は必ずと言ってよいほどルース語で読み解けるが、これはかつてルース語を話す民族が文明を伝え歩いた名残だと言われている。
今はいくつかの地方でその方言が細々と話される他、ルース語を由来とする語彙は新しく伝わった東方、南方の言語の中に溶け込んでいる。
古くから伝わる天文書や薬学書の多くはルース語で書かれて、ルース語族が滅んだあとも権威的な文献はルース語で書かれるなど、長きに渡り文化の礎となった。
たとえば王国の勃興を描いた十七史はルース語で書かれており、ここに登場する数々の英雄や預言者がルース語由来の名前を持つ。
また、多くの詩や哲学書も残され、それらの思索から実に多くの言葉が発明されている。
ルース語では書き言葉と話し言葉が区別されており、書き残された文献には表記の揺れが少ないが、発音は民族により千差万別の差があったと言われている。
現在でもルース語をもとにした言葉は各国で使われているが、それらは実質的に孤立語であったルース古語と違って、多くが膠着語で人称変化や活用がある。
これらのルース系諸語は、ファリア語と総称され、ルース文字をペン字用に書き崩したファリア文字で表記され、石や木の皮に刻まれたルース文字が直線的で硬質であるのに比べると、ファリア文字は曲線的で優雅な外観を持つが、文字種は大部分が共通している。
ファリア語の代表としては、アルサ・ファリア語、オルス・ファリア語、ファムナイ語があるが、もととなるルース語を知れば、実質方言程度の差しかない。
ルース語の元となったのは線形文字で、ルースル紋と呼ばれる神聖な記号から生み出されたと言われている。
ルースル紋には複数のピット(穴)とパス(経路)があり、それぞれに意味があり、ルース文字をルースル紋と重ねあわせることでそれぞれの文字を物語として読み解くことが出来ると言われている。

ダアラク語(南方語):

主に南方の海洋民族によって話された言葉で、擬音語や擬態語、あるいは日本語のピカピカやキラキラのような言葉に似た2回繰り返し語が多く、ルース語のような複雑で高度な語彙は少ない。
文字がもたらされたのはここ数百年の出来事で、ルース文字による音写を由来とするサイルス文字、古代から伝わると言われている象形文字であるコルピ文字、両者を併用して簡略化したであろう隊商文字の3つが主に使用されている。この中でも最も利用されているのは隊商文字だが、公式な文書ではサイルス文字が使われ、コルピ文字に関しては民族主義の偏屈な人たちが使うにとどまっている。
簡単な言葉でも長くなりがちな特徴があり、例えば「忘れる」に相当する言葉は「自分の家族の顔がわからなくなる」という言葉から転用されている。
また語彙には海や漁、航海に関するものが多く、狩猟を表す「ブレエ」という言葉も、もとは釣りを表す言葉だったとされている。
近頃は東方から入ってきた新しい言葉によって多くの概念が置き換えられているが、民族によっては頑なに元の言葉を守っていて、このため同じものに対して複数の呼び方があることも珍しくない。

テワール語(東方語):

もともと東方には多くの島国が乱立し、ルース語やキッペル語から派生したであろう言葉がそれぞれ話されていたが、1000年ほど前に各国の交流が始まるとともに、少しづつ融合し、新しい言葉として熟成されていった。
多民族のコミュニケーションを取るために発展した経緯から、発音ははっきりしていて、体系的にも整理されていて、文法的には日本語の助詞に相当するものが存在し、表記は非常にシンプルな表音文字を使用し、覚えやすい。抑揚を伴わず名詞・副詞・動詞によって明快に意味を伝えられる合理的な構造を持っているが、もとの民族が持っていた言語体系の特徴が今も残っており、たとえば方言によっては副詞を略してイントネーションの変化で意味を変えたりすることがある。
テワール語の方言は地理的に分散して見られるが、かつて4つの商船グループがあったことに由来する。
大多数を占めるのはダアラク語由来で最も話者が多く、話者全体の半分を占めていて標準語と呼ばれ、フロル訛りと呼ばれるものは東方ルース語由来、モルド訛りと呼ばれるものはダアラク語をベースとするが東方の島国に見られる孤立語由来、もう一つのクジ=オリ=ナブ=ミリ語と呼ばれるものは内陸の少民族由来と言われているが詳細は知られていない。
例えば「クジ=オリ=ナブ=ミリ」も、発音的には「クジョイナンミュ」に近い音に聞こえるような独自の音便化が進んでおり、また語彙も独自のものが多く、他のテワール語とは会話が成立しないにもかかわらず、200年前に起こった統合の際にクジ=オリ=ナブ=ミリ語は言語ではなく方言であると位置づけられた。
非常に面白いことに、テワール語では色の名前が複雑で、これは似たような色でも地方によって花の名で呼んだり、ある時間帯の空の名前がもとになっていたりするためで、色の名前をひもといてみると情緒的な心象風景と結びついていることが少なくない。

キッペル語(湖沼語):

大陸に点在する複数の湖沼地帯に共通して見られる言葉の総称で、いくつかのバリエーションがある。
ルース文字から派生した文字を使用するために、長くルース語系とされてきたが、詳しいことはわかっていない。
西へ行くほどRの発音が巻き舌になりやすく、破裂音が強く「キッペル語」を表すKiper Daranは「キッペルル ダルルアン」と発音されるが、東へ行くと破裂音が弱まり鼻濁音が増え「キファ デュアーン」となり、最後のンは鼻音なので、ダアラク語に音写される場合には「キファ デュアンヌ」となる。

文字はルース語由来と言われるフリゾン文字を使用するが表音文字として使用するため、文字種にはいくつかのバリエーションがある。
もともとはどこかの湖沼地帯に発する一つの民族であったと言われ、共通の古代文字を持つが、神聖文字として一般の者が使う機会が極度に少なかったため、現在は廃れており、読み解ける者はいない。
キッペル語族にはルース語族に見られるような壮大な物語は伝わっていないが、数多くの民間伝承が残り、その中には数多くの妖精の名前が登場する。妖精の名前は草花やその幻覚作用と結びつきがちで、彼らの物語の中に出てくる妖精の名前には病気や薬の名前と区別がつかないものも多い。
キッペルの物語に、次のようなものがある。
ある少年はが病に倒れた父のために薬を探しに森へでかけ、その森で一人の愛らしい妖精に出会った。
最初少年は妖精に心開かず、薬の名前も教えなかったが、ともに冒険する中で2人は互いに仲を深めて行き、ついに少年が妖精に薬の名前を打ち明けると、妖精は、それは自分の名前だと教えた。
ルース語で書かれた英雄叙事詩に、数多くの妖精が登場するが、その描写はどれも一面的で、現実味のないおとぎ話のように描かれることが多い。しかしそれらの話も、キッペルに伝わる伝承で補完して行くと、今までに見えなかった物語の深淵が見えてくることがある。

種族

霊的に4つの段階がある。

第1霊体:現在の感覚で言う神に等しい存在。

神智学的にはコーザル体と呼ばれているものでできている。
第2霊体である精霊を通して意志を実現するため、第3~4霊体である我々が直接感知することはなく、大気や太洋に満ちる精霊の動きを通してのみ、第1霊体の存在を知ることができる。
実際に神として崇められることもあるが、その意志は理解しがたく、下位の存在はその解釈によって無用な争いを招いたりする。
旧太陽によって象徴される。(現在の太陽は歴史的には2番目の太陽で、旧太陽は島宇宙の中心にあって目に見えない。旧太陽の存在はほとんど知られていない。)

第2霊体:現在の感覚で言う精霊に等しい存在。

アストラル体の体を持ち、生体の意識に干渉できるが、物質的な影響は与えない。
幽霊なども第2霊体にあたる。
下位の第2霊体はエーテル性の肉体を持ち、意志らしきものを持っていて、マジカルバケーションで言うところの精霊たちはこれに当たる。
概ね、自然の力を象徴した存在で、他のゲームではエレメンタルなどがこれに相当する。
太陽によって象徴される。(下位の存在からは実質彼らが頂点として見られる)

第3霊体:現在の感覚で言う妖精や妖怪に相当する存在。

基本的にエーテル体の肉体を持ち、時折物質的肉体が付随することもある。
その場合も物質体はエーテル体に従属しているので、仮に肉体を傷つけてもエーテル体が無事ならすぐに再生できる。
他のゲームで言う、エルフやドワーフやノームなど、ほとんどの亜人種や妖精類がこれに相当する。
基本的にみな長寿で、1000年オーダーの寿命を持つ。
魔法の原理もエーテル体に由来するため、第3霊体の種族は魔法を得意とする。
月によって象徴される。

第4霊体:現在の感覚で言う人間や動物に相当する。

物質の肉体を持つ種族で、人間や動物のほかにオーガなどの巨人からアンデッドまで、さまざまなものが含まれる。
基本的に魔法は使用しないが、一部の高度に精神性を進化させたものだけは例外的に使える。

第5霊体:現在の感覚で言うアンドロイドやカラクリ。

本来は自分の意志を持たないカラクリだが、一部は霊体のレセプターとして機能し、意志を宿している。

中心種族

第3霊体:グロア・グラシュ

エメラルドやルビーなどの原石の肌色を持つ、大地の霊。
家族ごとに守護宝石を持ち、崇拝している。
大地に網の目のように張り巡らせた地下都市を築いている。
死んだら宝石に生まれ変わると信じており、家族の生まれ変わりの宝石をしかるべきところに祀ることで大地の怒りが鎮められると信じている。
高度な精神性を持つ。
大地には他にも数多くの種族があるが、その頂点に立ち、守護者としても振る舞う。
彼らが用いるグロア語は、大地の民の多くが話すことができる。

第3霊体:ビスコ・グラシュ

グロア・グラシュと名前は似ているけども別種族。
グロア・グラシュよりも狡猾で、宝石に興味はないが、グロア・グラシュの宝石が鬼(ユムン)たちに高値で売れることを知り、よく盗みだしている。
また逆に鬼をつかまえてきて奴隷として他の種族に売り払うこともある。
グロア・グラシュとの間では争いが絶えないが、一部では取引が成立している。
グロア・グラシュが使役している奴隷は、赤ん坊のうちに盗み出された鬼。

第3霊体:クラウルス

別名、ウルの鍛冶屋。
第2霊体である炎の精を召喚し、銅や鉄などの金属を鍛えることができる。
背中には常にフイゴを背負い、体に不釣り合いな長いハンマーを持っている。

第3霊体:ワルド

大地のグロア・グラシュと双璧をなす森の守護者。
数はさほど多くないが、森や草原のあちこちに住みつき、その土地土地の植生や環境を守っている。
時に小さな城を築き、さまざまな妖精を集め王として君臨することもある。
背中にはちいさな羽根があり、羽根を震わせて高低さまざまな音を奏で、ワルド同士ではその音だけで意志の疎通ができる。
他の種族とは妖精共通語とも呼べるほどメジャーな言語、ロメラ語でコミュニケーションを取る。
大きさは15センチから2メートル超えまでさまざまで、高齢になると男女の区別なく長いローブをまとうようになる。

第3霊体:クミネ

ワルド族に仕える小さな妖精たち。
さまざまな草花を象徴し、種族ごとに秘術を持っている。
薬や毒や幻覚剤、染色や紡績など、その技術は多岐に渡り妖精界全体の技術を支えている。

第3霊体:キリア・ナウリ

とても小さな妖精で、体長5ミリから1センチ。
姿は透き通っていて、肉眼で見ることは難しいが、独自のレンズのカラクリを使って、自分の姿を大きく写して人を驚かすことがある。
石の中に住み着いて、穴を穿ち、内部を歯車やシャフトでうめつくす。
古いお城にキリア・ナウリが住み着くと、石の壁や柱などはシロアリに食われたようにボロボロになり、中身は懐中時計のような小さな歯車で置き換えられる。
キリア・ナウリの技術は、現代に先立つ文明からの遺産で、彼らはそれを模倣し、カラクリの巨人を築くことで神の世界に到達できると信じている。
ゴーレムやカラクリ人形などのさまざまな無機生命を生み出している。

第3霊体:ルルグル

第2霊体のフェイエル・モウスが使い魔とする霊体で、さまざまな姿をした者がいるが、もっともよく見かけるのは翼のある猫の姿をしている。

第3霊体:(未定)

海や川や湖沼を統べる。
水の中にも、さまざまな霊的レベルの種族が棲むが、その頂点に君臨している。

第4霊体:鬼(ユムン)(Hu-mnn)

ここ数千年のうち大陸の周辺に増え始めた新興種族。
第3霊体の宝や技術を奪い、ときに捕まえて貪り、使役し、悪逆の限りを尽くす。
非常に好戦的で、狡猾で、ワルドから盗んだ技術で武器を鍛えることを覚え、地上に巨大な砦を築いている。
好奇心も旺盛で、さまざまな種族から秘宝・秘術を盗み出し我がものとしている。
一部の種族は海沿いに巨大な都市を築き、海洋への進出も果たしている。
第4霊体なので寿命が50年から100年しかないが、繁殖力は凄まじく、大地を草木のない石敷きで覆い、毒をまき散らし、妖精たちの住めない土地に変える。
時折、魔法を使う者が生まれ、妖精たちとの融和を図ることがあるが、基本的には残忍で、妖精を排除した世界支配を目論んでいる。
肌の色は基本的に褐色だが、ミルク色から完全なこげ茶色まで、さまざまな種族がいる。

第4霊体:子鬼(ゲフィン)(Gev-lynn 実はゴブリン)

鬼とは別種族の小柄な生き物で、鬼と同様の残虐な性格を持つが、鬼よりも技術力が高いが、モラルは更に低く手癖が悪い。
基本的に肌の色はオリーブ色から緑色。
一部鬼によって使役されている。

第4霊体:キマイラ

鬼(ユムン)たちが実験で生み出した異形の生命の慣れの果て。

第2霊体:夢見

鬼(ユムン)の「夢見の間」と呼ばれる研究室にある巨大なクリスタルに囚われた原初の精霊。
種族などの詳しい情報は不明。
恐ろしい魔力を秘めていて、その扱いに失敗して夢見の間周辺は生物が住めない荒野となってしまっている。
周囲の空間は歪み、霊電子スパークが絶えず、惑星の配列次第でさまざまな場所に通ずるワープホールが発生するという始末に終えない場所になっている。
さまざまなキマイラを生み出している。

第2霊体:フェイエル・モウス

大地の守護を任務とする高度な霊体で、我々にとっては見慣れた人間の姿をしているが、この世界では非常に奇異な姿に映る。
魔法を得意とするワルド以上の魔法を使え、古い物語にも通じている。

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