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人に見せて正式に「ボツですw」とは言ってもらってないけど、大人なので空気を読んで引き下がった企画。
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タイトル:
ディベロッパー・ライセンスII(でぃべろっぱー・らいせんす・つー)
- いかにも前作が存在したかのようなタイトルで、ユーザーに安心感を与える。
- 作品は(架空の)前作の続きから始まる。
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ゲーム内容:
- ゲームを作る者たちを主人公としたコマンドRPG。
- プレイヤーはデザイナー、プランナー、プログラマ、コンポーザなどからジョブを選択。
- デザイナー、プランナー、プログラマ、コンポーザなど、6人でPTを組んで敵と戦う。
- 敵は『アルファ版締め切り』や『理不尽な要求』が実体化したモンスター。
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世界観:
- ありがちなRPGのような草原や森や岩場がある世界。
- その中に『○○ゲームズ』や『○○ホールディングス』などの町のシンボルがある。
- 『アジャイルダンジョン』『スクラムダンジョン』『ウォーターフォール』などのダンジョンがある。
- 武器は開発用コンピューターや周辺機器。ただし、使いこなすには相応のレベルが必要。
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物語:
バーチャルゲームの開発をしていた婆茶流(ばあちゃる)博士のマシンが宇宙意志バチャールに乗っ取られて暴走。ゲームの開発環境とリアル世界が融合してしまう。
主人公のお父さんお母さんもゲームのNPCになって、モンスターの奴隷にされてしまった。
元の世界に戻すには、婆茶流博士が開発を中断したゲームを完成させるしか無い。
そのためには、人を集め、たくさんのゲームを開発し、スタッフのスキルを上げなければならない。
ゲーム業界あるあるなイベントが目白押しで、ゲームにかかわらずものづくりに携わった人なら誰もが共感できるところがセールスポイント。 -
キャラメイク:
質問形式のキャラメイク
- 汝は、歴戦の友より「3ヶ月中に企画を通すから、それまで待っていてくれ」と頼まれた。しかしそこに、好条件の別の仕事の依頼が来た。汝はその仕事を金のために受けるか、それとも友情を守るために断るか。
- 汝の前に、怪しい投資家が現れた。投資家はヒット作を作るために3億円の融資を持ちかけてきたが、その条件として親に生命保険をかけるよう求めてきた。汝は親に生命保険をかけてその融資を受けるか、それとも断るか。
- 仲間たちと詰めた企画書を大手パブリッシャーに持ち込んだら、『グラフィックを総とっかえすれば発売できる』と言われた。しかしグラフィックを書いたのは汝の友人。汝はこの提案を受け入れて、発売を目指すか、別の会社を当たるか。
- 汝に専門学校の講師の仕事を紹介された。その仕事は週2日拘束され、汝の作業効率は落ちることになる。汝は後進を育てるためにこれを受け入れるか、作品のクオリティのために断るか。
- 汝の作業が仕様変更のために遅れた。これにより汝の評価は下がろうとしている。仕様を変更したのはキレやすく部下をすぐクビにする上司。汝は己の誇りを守るため、遅れの原因を巡って争うか、穏便に済ますべく遅れの責任を負うか。
- 汝は業界人との飲みの席でつい、友人が話していたゲームのネタを、自分のアイデアのように口にしてしまった。(以下略)
6~8くらいの質問で初期の能力値と、スタートする町が変わる。
怪しい投資家の話を受け入れた人は、ものすごく怪しい町からスタートする。 - 汝は、歴戦の友より「3ヶ月中に企画を通すから、それまで待っていてくれ」と頼まれた。しかしそこに、好条件の別の仕事の依頼が来た。汝はその仕事を金のために受けるか、それとも友情を守るために断るか。
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装備品:
- パソコン本体:基本装備。全員に必要。
- マウス:初期装備は有線。
- キーボード:たまに新しいのが欲しくなる。
- モニター:けちるとろくなことがない。
- ダブルモニター:必須ではないけど、能力がアップする。
- ペンタブ:グラフィックに必須。
- DTMキーボード:コンポーザに必須。
- ヘッドホン:無いと曲や効果音のクオリティが上がらない。
- 無線LAN:あると連携技が使える。
- RAID:あるとバトルで死んでも復活できる。
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ソフトウエア:
他のゲームで言う魔法やスキルに相当する。
プログラマはレベルが上がると自らソフトウェアを開発することがある。
そうでない場合は購入しないといけない。 -
ゲーム業界辞典つき:
ゲームでよく使われるツールや手法、用語に関した情報が満載。
『デイリースクラムって何?』みたいなことも『主人公とヒロインが○○でしたように…』と、ゲーム中のイベントで例えられていて、しかもイベントをリプレイできるので、とてもわかりやすい。 -
ゲーム制作検定付き:
初歩の検定付きで、この検定で良い点を取れると、実はそこそこ役に立つ。
内容は『RGBのGとは?』みたいなものから『正しい正規表現はどっち?』『チェイン・オブ・レスポンスビリティパターンはどっち?』程度まで。
プランナー向けは雑学中心で意味不明の問題ばかり出題されて逆に難易度が高い。 -
ネットワーク対応:
自分が育てたキャラをネットワークで共有できる。
ゲーム制作検定の点数も公開できるので、自慢にも使える。(非公開にもできる)
LinkedInやFacebookに連動できるので、仕事を探すのにも使える。